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加盟金

まず必要になるのが、加盟金と言われるお金です。飲食店などで展開する場合、レシピや接客のノウハウ、経営の知識などすべてをセットにしたものを、FC展開している経営者は活用することができます。フランチャイズ本部のブランド力を活用し、利益を上げていくわけですから、フランチャイズ本部に加盟金を支払う必要が出てきます。

フランチャイズ本部によっても異なりますが、分割支払いや加盟金の設定がないフランチャイズ本部もあります。

研修費

飲食店などでFC展開を進めていく場合、相談が多いのが研修費という項目です。加盟金に含まれることもあるこの研修費は、従業員や開業前後のオーナーのトレーニングのために使われます。長年かけて培ってきた技術やノウハウを学ぶための大切な期間に、その研修費が必要になります。

独立起業に伴い、1週間程度のトレーニングが行われることがほとんどですが、一部の飲食店FC展開では、数ヵ月以上のトレーニングになる場合もあります。副業としてFC展開を始める場合は本業をどうするか考えないといけないため、要相談です。

保証金

飲食店などでFC展開する場合、必要になるのが保証金です。加盟した後に発生する商品の仕入れ代金、ロイヤリティなどの担保として支払うお金を指します。賃貸契約を結ぶときの保証金と同じように考えて良いでしょう。FC展開している飲食店によっては、返済の有無や返済の条件が異なるため、事前に相談しておきましょう。

物件取得費

飲食店のFC展開では、物件を取得するための費用がかかります。開業資金の中に物件取得費が含まれていない FC展開本部もあるため、効率よく比較するためにも、本部ごとにどのような内訳になっているのか事前に相談確認しておくのがおすすめです。

内外装・設備費

物件を借りる・購入するお金だけではなく、FC展開している飲食店として営業できるような建物のリフォームなども必要です。椅子や机など備品にも、お金がかかってきます。

採用・人件費

副業・本業に関係なく、考える必要があるのがスタッフの採用です。スタッフでお店のイメージやお客様への印象が大きく変わるため、余裕を持って丁寧な接客のできる人材を取り入れることが重要です。

また、FC展開している飲食店のシステムを利用するための使用料金や広告宣伝費などが、フランチャイズの開業資金としてかかってきます。すでにFC展開している飲食店のオーナーなどに相談し、ランニングコストなどについて尋ねてみるのもいいでしょう。